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県中・南部中心に大雪 最大2万1320戸停電

降り続く雪の中、学校や勤め先に向かう人たち=10日午前7時27分、諏訪市諏訪1降り続く雪の中、学校や勤め先に向かう人たち=10日午前7時27分、諏訪市諏訪1
 日本の南を通過する南岸低気圧と、この時季としては強い寒気が流れ込んだ影響で、県内は10日午前、中部と南部を中心に大雪となった。中部電力長野支店などによると、飯田下伊那地域を中心に最大約2万1320戸が一時停電。県の中部では同日夜遅くまで、南部では同日夕方まで大雪が続く見込みで、長野地方気象台は同日午前、佐久地域と諏訪地域に大雪警報を出した。県内での4月の大雪警報は1998年以来。

 10日正午現在の12時間降雪量は、開田高原と軽井沢で14センチ、菅平11センチなど。同気象台は、路面の凍結による交通障害や、湿った雪による電線などへの着雪に注意を呼び掛けている。

 諏訪市豊田の県道では午前6時50分ごろ、軽自動車がスリップして対向車線にはみ出し、乗用車と正面衝突した。軽自動車を運転していた男性(46)と同乗者が軽傷のもよう。下伊那郡根羽村などでもスリップ事故があった。

 駒ケ根市の県道伊那生田飯田線では倒れた竹が道をふさぎ、一時通行止めに。下伊那郡阿南町の国道151号でも倒木が道路を一時ふさいだ。北佐久郡軽井沢町の有料道路「白糸ハイランドウェイ」三笠―峰の茶屋間も積雪で全面通行止めとなった。

 中部電力長野支店などによると、10日正午時点で、伊那市や駒ケ根市、上伊那郡南箕輪村、飯田市などで約9950戸が停電している。同支店は、雪による倒木で断線などが発生したとみている。

 同気象台によると、11日午前0時までの12時間予想降雪量は、いずれも多い所で、大北地域の山沿いと平地、中野飯山地域、長野地域山沿い、中部全域で10センチ、長野地域平地と南部全域で5センチ。

(4月10日)

長野県のニュース(4月10日)