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茅野の住宅街9棟焼く 火災続発 市内・松本で2人死亡

国道152号沿いの住宅街から出火し、住宅やアパートなどに延焼した火災現場=20日午前9時15分、茅野市塚原1国道152号沿いの住宅街から出火し、住宅やアパートなどに延焼した火災現場=20日午前9時15分、茅野市塚原1
 乾燥した日が続く県内は20日午前、建物火災が相次いだ。茅野市塚原1の住宅街ではアパートや店舗など9棟を焼く火災が発生した。同市北山と松本市入山辺でもそれぞれ住宅を全焼し、計2人が死亡した。長野地方気象台は県北部、中部に乾燥注意報を出しており、北部では20日まで、中部では21日まで空気が乾燥した状態が続くとして、火の取り扱いに注意するよう呼び掛けている。

 20日午前7時半ごろ、茅野市塚原1の住宅街の建物から出火し、風にあおられて延焼した。諏訪広域消防本部によると、消防車など13台が出動し、5時間余り後に鎮火したが、住宅や店舗、アパートなど9棟を焼いた。けが人はいないという。

 9棟のうち、かつて工務店だった建物と隣のアパートの燃え方が特に激しく、ともにほぼ焼け落ちた状態。近所の住民らによると、現場付近には大量のまきが保管されていた。他の場所でも火災が相次いだことから、同本部はこの日、非番の職員らへの非常招集指令を出した。

 現場は国道152号沿いで、近くに小学校や中学校、大型ショッピングセンターがある。延焼した建物は炎と煙を激しく噴き出して燃え、辺りは広範囲にわたり煙で覆われた。同本部には、住民らから「煙がすごい」といった通報が相次いだ。

 消火活動のため、現場付近の同国道は3時間半余にわたって通行止めとなり、茅野市中心部の他の道路は激しい混雑となった。

(4月20日)

長野県のニュース(4月20日)