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涙と笑顔 松本で「仁王尊股くぐり祭」

泣きながら金剛力士像の股をくぐる子ども泣きながら金剛力士像の股をくぐる子ども
 松本市波田の仁王門で20日、子どもたちが県宝の木造金剛力士像の股をくぐる「仁王尊股くぐり祭」が2日間の日程で始まった。迫力のある像の顔を見て泣きだす子どももいたが、家族に優しく見守られながら次々とくぐった。

 股の下を通るとはしかが軽く済んだ―との言い伝えにちなんだ行事。順番待ちの時から「嫌だー」と泣き叫ぶ子がいた一方、笑顔でピースサインをする子も。同市内の鈴木美和ちゃん(4)は3回目の挑戦。昨年までは泣きながら何とかくぐり抜けたが、この日は「楽しかったよ」と笑顔だった。

 祭りは地元の上波田高齢者クラブなどが1988(昭和63)年から続け、32回目。会長の大木康臣さん(78)は「元号が令和になっても子どもやその家族のために続けたい」。21日も午前9時半〜午後4時に開く。

(4月21日)

長野県のニュース(4月21日)