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浅間山で山開き 県内外から登山者続々

前掛山山頂を目指して歩く登山者たち前掛山山頂を目指して歩く登山者たち
 浅間山(長野・群馬県境、2568メートル)で11日、登山シーズンの到来を告げる山開きがあった。昨年8月に噴火警戒レベルが火口周辺規制の2から1(活火山であることに留意)へ引き下げられ、毎年5月の山開きの日に前掛山(まえかけやま)(2524メートル)まで登頂できるのは4年ぶり。県内外の登山者が続々と前掛山山頂を目指した。

 一般社団法人「こもろ観光局」(小諸市)は午前8時すぎ、登山口がある小諸市の天狗(てんぐ)温泉浅間山荘前で式典を開いた。同観光局制作のPR動画に出演したダンサーが浅間山の伝説にちなんで天狗に扮(ふん)し、地元の太鼓グループの演奏に合わせて軽快な踊りを披露。集まった約500人の登山者から拍手を浴びた。

 浅間山はごく小規模な噴火が2回発生した2015年6月にレベル2に引き上がり、火口からおおむね2キロの立ち入りが禁止されたが、昨年8月にレベル1に。小諸市出身の小学校長岡部良美さん(59)=東京都練馬区=は「前掛山山頂から小諸を見るのがとても楽しみ」。浅間山登山が初めてという坂城町の会社員守屋尚子さん(44)は「道中の自然や、山の上の景色を楽しみたい」と話していた。

 同山荘代表の山崎幸浩さん(52)は「前掛山まで登ることができる今の時季、多くの人に浅間山登山を存分に楽しんでほしい」と話していた。

(5月12日)

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