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上田・諏訪・茅野の偽造商品券使用 被害は車用品店が中心

 クレジットカード大手のジェーシービー(JCB)が発行する商品券(5千円分)の偽造券が4月に県内各地で不正使用された事件で、新たに被害が分かった上田、諏訪、茅野の各市では、自動車用品店を中心に狙われていたことが12日、関係者への取材で分かった。さらに、諏訪郡下諏訪町の自動車用品店でも同様の被害があったことが判明。県警は、偽造有価証券行使や詐欺の疑いで調べている。

 この4市町では、偽造券の使用場所として自動車用品店が少なくとも1店舗ずつ含まれていたという。上田市の店によると、4月中旬に30〜40代くらいの男が偽造券を4枚(2万円分)使い、ドライブレコーダーとレーダー探知機を購入したという。男性店長(41)は「まさかうちで使われるとは思わなかった。(偽造券は)精巧で素人には分からない」と話す。

 諏訪市と下諏訪町の店では、それぞれ偽造券20枚ほどが使われ、被害額は2店合わせて約20万円に上るという。

 県内では4月8、9日に北佐久郡軽井沢町の商業施設の十数店舗で偽造券計590枚余が使われた。少なくとも一部店舗では2人組の男がブランド品のバッグ、腕時計、衣服などを不正購入した。同11日には、松本市のホームセンターでも10枚余が使われたことが分かった。その後、上田、諏訪、茅野の各市でも30万円超分が使われたことが判明していた。

 偽造券は、本来「5」で始まる券番号が全て「6」で始まる点などが特徴。全国でも同じ特徴の券の使用が相次いでいる。

(5月13日)

長野県のニュース(5月13日)