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大糸線の旅 自転車携え楽しんで 輸送用バッグ無料貸し出し

 JR大糸線などの沿線で自転車での観光を楽しんでもらおうと、大町市や北安曇郡白馬村、小谷村、新潟県糸魚川市などでつくる連携会議が、主要駅で自転車の輸送用バッグを無料で貸し出す事業を始める。「愛車をそばに置いて移動したい」との愛好者の声に応えながら、鉄道の利用も促したいという。14日、糸魚川市で開いた会合で決めた。

 自転車を列車に乗せるために必要な「輪行バッグ」を、主要6駅の近くにある観光案内所で貸し出し、列車に積み込む。使ったバッグは、借りたのとは別の駅で返せる。対象は、大糸線の信濃大町、白馬、南小谷、糸魚川の各駅の他、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの直江津駅(新潟県上越市)、あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅(富山県朝日町)。

 輪行バッグは計60袋を既に用意した。本年度は実験期間と位置付けて6月下旬〜11月下旬に行い、利用者の反応を見たいという。

 沿線では昨年度まで2年間、海と山の両方でサイクリングを楽しんでもらおうと、人を列車で、自転車をトラックで運ぶ「カーゴトラック&トレイン」を展開。だが昨年度は利用がなかったという。

 連携会議事務局の糸魚川市は「愛好者のニーズに合わなかった」と分析。近年は台湾などからの訪日客もサイクリングを楽しんでおり、新事業で「多くの観光客に沿線を楽しんでほしい」としている。

(5月15日)

長野県のニュース(5月15日)