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G20会合まで1ヵ月 テロ想定 軽井沢で訓練

爆発物の回収訓練をする県警機動隊員=15日午前10時21分、軽井沢駅爆発物の回収訓練をする県警機動隊員=15日午前10時21分、軽井沢駅
 北佐久郡軽井沢町で6月15、16日に開かれる20カ国・地域(G20)関係閣僚会合を1カ月後に控え、県警は15日、官民共同のテロ対策訓練を同町の軽井沢駅周辺で実施した。犯人が車で複数人をはねた後、通行人に切り付け、駅に不審物を置いた―と想定。けが人の救護や通行人らの避難誘導、爆発物処理の手順を確かめた。

 佐久広域連合消防本部、JR東日本長野支社、地元で受け入れを担う官民連携組織「町民会議」などから約100人が参加した。

 犯人役の警察官は、駅南口の軽井沢・プリンスショッピングプラザ駐車場に車を乗り捨て、「刺すぞ」と叫びながら駅へ逃走。周辺店舗の従業員らが通報すると、警察、消防車両計5台が駆け付け、車にはねられたり、切り付けられたりした人を運んだ。駅自由通路では防護服に身を包んだ県警機動隊爆発物処理班の3人が、犯人役が捨てたリュックサックの爆発物検査などを行い、専用の器具を使って慎重な手つきで回収した。

 同町で開かれる「持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」は、事務担当者も含め千人規模の会合となる見通し。訓練後、軽井沢署の杉本勇一署長は「日本でもテロはいつ起きるか分からない。いざというときは人命救助、避難誘導を最優先に、官民の横の連携を強めたい」と話していた。

(5月15日)

長野県のニュース(5月15日)

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