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配線ショート 粉じん爆発か 長野の製粉工場で倉庫全焼

長野市篠ノ井小松原で起きた倉庫火災。長野南署などは、粉じん爆発の可能性があるとみて調べている=21日午前0時50分長野市篠ノ井小松原で起きた倉庫火災。長野南署などは、粉じん爆発の可能性があるとみて調べている=21日午前0時50分
 長野市篠ノ井小松原で20日深夜、清水製粉工場の「共和倉庫」を全焼した火災で、倉庫に保管されていた米ぬかや小麦粉などの粉が空気中に漂い、連鎖的に着火する「粉じん爆発」が起きた可能性があることが21日、長野南署などの調べで分かった。

 同署や市消防局によると、出火当時に従業員は不在で倉庫の扉が開いており、粉が強風に巻き上げられて内部に充満し、粉じん爆発が起きやすい状況だった。現場周辺の住民が爆発音を聞いたとの情報も確認。倉庫の中央部にある製粉機の配線にショートした跡があり、同署などは、周囲に落ちていた小麦の外皮に引火したのが原因とみている。

 清水製粉工場の佐藤篤社長は「普段から粉が工場内に舞わないよう、粉を保管する袋の口を縛るようにしていたが、20日は一部の口が開いていた可能性がある」と説明。「今後はしっかり縛るなど対策を徹底したい」としている。

 市消防局は「粉類など可燃性の固体微粒子を扱っている場所では、静電気でも一気に爆発する危険性がある」と指摘。「危険性を認識し、火の取り扱いなどに十分注意してほしい」と呼び掛けている。

(5月22日)

長野県のニュース(5月22日)