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須坂 コストコ出店構想 IC北側 ルートインホテルも

コストコなどの出店構想がある大型商業施設の計画地=須坂市コストコなどの出店構想がある大型商業施設の計画地=須坂市
 須坂市の上信越道須坂長野東インター北側の開発計画で、米国発の会員制量販店「コストコ」の出店構想があることが24日、関係者への取材で分かった。実現した場合、出店は県内初となり、北信地方の商圏に大きく影響しそうだ。一帯では他に、上田市で創業したルートインジャパン(東京)によるホテルの新規オープンの構想があることも判明。流通大手イオン傘下の「イオンモール」も、引き続き出店を模索している。

 コストコは1983年に米国シアトルで誕生し、世界で760以上の店舗を展開。倉庫型の店舗で、食品や電化製品、衣類、化粧品、家具、プライベートブランドなど幅広い商品を扱い、近隣競合店より低価格で商品を販売する戦略を掲げる。日本には99年に進出し、現在は都市部を中心に26店舗を展開。出店先の土地の条件を「半径10キロの人口が50万人以上」「企業が多い地域」「敷地面積3万3千平方メートル以上」と設定している。

 ルートイングループは全国でビジネスホテルなどを展開。現在は県内25店舗を含む305店舗を営業している。イオンモールは全国に153店舗あり、県内では佐久市と松本市に店舗がある。

 一帯の開発は、須坂市と土地開発コンサルタント「長工」(三重県四日市市)が構想。開発地のほとんどが農地で、通常は大規模開発が厳しく制限される。そのため、農地の転用規制を緩和する特例のある地域未来投資促進法に基づき2月、土地利用調整計画に県から同意を得た。大型商業施設の計画地には、総合スーパーや飲食店街、娯楽施設などの複数の事業者が入る「観光集客施設」を整備する構想を明らかにしていた。

 コストコホールセールジャパン(神奈川県)は取材に「現段階で公開している新規オープン情報はない」としている。ルートインジャパンは構想の有無などは明らかにしないとし、イオンモールは「全国に多くある出店候補地の一つ」としている。

 インター北側には他に、物流関連用地への物流センターの整備や、産業用地への新工場整備の計画がある。

(5月25日)

長野県のニュース(5月25日)