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清沢さん「楽しめる踊りを」 松本で来月アマ最後の公演

松本市内の実家の庭でジャンプを披露する清沢さん=25日松本市内の実家の庭でジャンプを披露する清沢さん=25日
 2018年に米ジャクソン国際バレエコンクールで銀賞を受賞した松本市波田出身のバレエダンサー清沢飛雄馬さん(17)=第23回信毎選賞受賞=が25日、帰省した。7月から米国で始まるプロ生活に向けた抱負を語り、6月16日に松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)でアマ最後の公演を行うと明らかにした。

 清沢さんは昨年11月に渡米し、今年1月にフィリピンへ。今月19日まで現地のバレエ団「バレエ・マニラ」にゲスト参加し、同国内各地で計10公演し、最終公演ではメインキャストを務めた。「自分の踊りを自由に追求し、楽しく踊れた」と振り返る。

 内定していた米シカゴのジョフリー・バレエ団との契約は7月1日からだ。プロ生活に向け、今月23日には就労ビザを取得。6月下旬には渡米し、シカゴで暮らしながら練習や公演の日々を送る予定だ。契約は1年間。同団はダンサーの階級がなく、1年目でもメインキャストを踊るチャンスがあるという。

 清沢さんは「いろいろなものを踊り、見る人の感情を引き出せる踊りをしたい」と話す。米国のバレエ学校時代の恩師から「お前がメインなら見に行ってやる」と言われたといい「早く実現させたい」と、笑みを見せた。

 アマ最後の公演は小学生時代に通った安曇野市のバレエ教室の発表会。男女で踊る「パ・ド・ドゥ」ではバレエ・マニラのプリンシパル(最高位ダンサー)と踊る予定だ。プロ生活が始まると、正月でも帰省できるか分からないが「お客さんが見て楽しめる踊りをしたい」と力を込めた。

(5月26日)

長野県のニュース(5月26日)