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長野朝鮮初中級学校 授業15日に一般公開 開校50周年

長野朝鮮初中級学校の授業の様子。15日に一般公開する長野朝鮮初中級学校の授業の様子。15日に一般公開する
 長野朝鮮初中級学校(松本市島内)は15日午前10時から、授業を一般公開する。日本の幼稚園に当たる幼稚班から中学校段階の中級部までの各学年で朝鮮語を使って行っており、当日は子どもたちが朝鮮半島伝統の歌や踊りを披露する。4月に開校50周年を迎えた記念で、民族教育への理解を深めてもらおうと企画。広く参加を呼び掛けている。

 本年度は松本、長野、上田市から計56人が通っている。授業は10年ほど前までは定期的に公開していたが、毎年秋に一般公開する文化祭に力を注ぐため、近年は実施していなかった。当日は朝鮮大学校(東京都小平市)の李柄輝(リビョンフィ)准教授(朝鮮現代史)による「朝鮮半島情勢と朝鮮学校の処遇問題」(仮)と題した講演もある。

 長野朝鮮初中級学校は1969年、東筑摩郡麻績村聖高原で開校し、71年に松本市蟻ケ崎、99年に現在地に移転。70年代初頭のピーク時は、約220人が学んだ。現在は学校法人長野朝鮮学園が運営し、県から「各種学校」の認可を受け、県や松本市が補助している。李盛吉(リソンギル)校長は「子どもたちや授業の様子を自由に見てほしい」と話している。

 事前予約は不要。問い合わせは同校(電話0263・40・7963)へ。

(6月11日)

長野県のニュース(6月11日)