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しなの鉄道 社長に春日氏、専務に岡田氏

 県出資の第三セクター・しなの鉄道(上田市)は11日、上田市で株主総会を開き、三菱地所ソリューション営業二部理事の岡田忠夫氏(54)を取締役に新任する人事案を可決した。総会後の取締役会で、専務の春日良太(よした)氏(65)を社長に、岡田氏を専務にそれぞれ選任した。玉木淳社長(48)は退任した。

 総会で、玉木氏は「新型車両の導入や安定的に事業収入が期待できる(商業施設やミニ遊園地整備などの)軽井沢事業に力を入れてきた。今後、沿線地域が束になって日本有数の魅力的な地に磨き上げてほしい」と述べた。

 県職員出身の春日氏は2015年5月にしなの鉄道に入社し、同6月から専務。岡田氏は1990年に三菱地所に入社し、JR東京駅周辺の新丸ビルや高層ビル「JPタワー」などの都市開発事業に長く携わってきた。

 取締役会後の記者会見で、春日社長は岡田専務について「不動産活用やまちづくりの専門家。貴重な戦力になってくれると思う」と期待。軽井沢駅東側に広がる遊休地の開発については「ここ1、2年で最も力を入れなければならない事業。早急に取りまとめたい」と話した。岡田専務は「軽井沢の集客力を沿線に誘引していくことが私の役割だと思う」と述べた。

(6月12日)

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