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泰阜村の窓口業務、郵便局でも受け付け 多様な受託は全国初

泰阜村が26の窓口業務を委託する温田郵便局=11日泰阜村が26の窓口業務を委託する温田郵便局=11日
 郵便局の窓口で年金や国民健康保険、介護保険などの届け出書類も受け付けます―。下伊那郡泰阜村は8月にも、村役場で担っている26の窓口業務を村内の温田(ぬくた)郵便局に委託する。日本郵便(東京)によると、住民票の写しや印鑑登録証明書の交付を受託する郵便局は数多くあるが、これだけ多様な業務の委託を受けるのは全国で初めて。

 郵便局では住民票の写しや証明書の交付サービスなど5業務を行うことが法律で認められている。日本郵便によると、5月末時点で全国578の郵便局が162自治体から業務委託を受けている。一方、これら5業務以外は委託が可能かどうか、担当省庁などと個別に調整する必要がある。

 村は2年ほど前から、人口(約1600人)の半分をカバーする村役場南支所の業務を、近くの温田郵便局に委託することを検討。日本郵便や省庁側と協議を重ねてきた。横前明村長は「住民サービスのワンストップ化などの利点がある」としている。

 婚姻の届け出や母子健康手帳の交付、飼い犬の登録、使用済みの小型家電の回収といった業務も委託する。村は開会中の村議会定例会に、業務委託に必要な条例案を追加提出する。

(6月12日)

長野県のニュース(6月12日)