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御嶽海、八角部屋で出稽古スタート

 大相撲の小結御嶽海(木曽郡上松町出身)が11日、2年連続優勝が懸かる名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け、部屋が同じ東京都墨田区内にある八角部屋への出稽古を始めた。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)ら親方衆が見つめる中、学生時代にライバルだった平幕北勝富士ら3人と計38番を取り、初日からハイペースだった。

 普段の出稽古先になっている同じ出羽海一門の春日野部屋は合宿に出ており、不在。出羽海部屋付きの中立親方(元小結小城錦)が、協会内で八角理事長の秘書業務を担っている関係で、高砂一門の八角部屋への出稽古で鍛えることになった。

 北勝富士とは、八角理事長の指示で同じ相手と繰り返し取る三番稽古を17番行った。それまでに平幕隠岐の海、陸奥部屋から来た十両霧馬山を含めた4人の申し合い稽古で21番を取っていただけに「しんどくて、脚の疲労もやばかった」と御嶽海。現役時代は2人と同じ押し相撲で、兄弟子千代の富士に胸を借りて猛稽古を積んだ八角理事長から「力を抜くな」「(仕切りの)動作を早く」と求められ、集中力維持に努めた。

 御嶽海が相撲を取るのは9勝6敗で終えた夏場所千秋楽以来。高止まりの体重の影響もあって足の運びがいまひとつで、この日の勝率は4割弱だった。ただ、御嶽海は「内容は別として、過去最多に近く、普段の日の2倍以上の38番を取れた。(最終日の14日まで)4日間つなげたい」と強調。師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)が運営責任者の協会担当部長として先乗りしている名古屋場所で今年も輝きを放つため、土台となる体力強化に励む。

(6月12日)

長野県のニュース(6月12日)