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清沢さん決意の舞 地元・松本でアマチュアとして最後の出演

アマチュア最後の公演で踊る清沢飛雄馬さん(左)アマチュア最後の公演で踊る清沢飛雄馬さん(左)
 7月からプロとして米国のバレエ団に所属する松本市波田出身のバレエダンサー清沢飛雄馬さん(18)=第23回信毎選賞受賞=が16日、アマチュアとして最後の踊りをキッセイ文化ホール(県松本文化会館)で披露した。小学生時代に通った安曇野市のバレエ教室「MOMOKOバレエスタジオ」の発表会にゲスト出演。プロとしての生活を前に、男女の踊り「パ・ド・ドゥ」などを情熱的に踊った。

 パ・ド・ドゥは、1〜5月に客演したフィリピンのバレエ団「バレエ・マニラ」のプリンシパル(最高位ダンサー)ジャスミン・ピアさん(24)と踊った。「小柄だが表現力や爆発力があって、日本の女の子たちにも参考になるといい」と清沢さんが共演を依頼したという。

 同教室に通う安曇野市穂高西小学校4年の大月美葉さん(10)は、2人の躍動感あふれる回転に「速くてきれい」と見とれていた。

 発表会は5月に80歳で亡くなった祖父実視(じつみ)さんが好きだったという「マイ・ウェイ」で締めくくった。客席で清沢さんの父英彦さんが手にした遺影を前に情感あふれるステージを披露し、この日最も大きな拍手が送られた。

 2018年に米ジャクソン国際バレエコンクールで銀賞を受賞した清沢さんは、7月から米シカゴのジョフリー・バレエ団に所属する。取材に「100パーセントを尽くして毎日進化できるよう頑張りたいし、これからも自分の踊りを楽しく貫いていきたい」と意気込みを語った。

(6月17日)

長野県のニュース(6月17日)