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県内作物凍霜害 総額6億4400万円 4・5月の低温 27市町村

 4、5月の低温の影響で県内の27市町村でリンゴやナシなどに凍霜害があり、被害総額が6億4400万円、被害面積が計919ヘクタールに上ることが17日、県への取材で分かった。被害を受けた果樹の生育に伴い被害状況が明らかになった。

 県によると、凍霜害は主に4月28日、5月8日朝の低温で果樹を中心に発生。県農政部の6月13日時点のまとめで被害額が最も多かったのは松本市の1億5400万円で、リンゴやナシ、モモ、ブドウ、アスパラガスなどが被害を受けた。次いで、下伊那郡松川町が9463万円、上伊那郡箕輪町が7583万円、塩尻市が6734万円、伊那市が4365万円だった。

 ナシやリンゴ、柿などに被害があった松川町のみなみ信州農協松川支所によると、ナシの開花時季に凍霜害が重なった影響で結実せず、例年の1〜2割程度しか実が生育していない農家も出ている。同支所営農課は「今後の生育で形や色にも影響が出て品質が低下し、被害額はさらに膨らむ可能性がある」としている。

(6月18日)

長野県のニュース(6月18日)