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松本 浮かぶ水路跡 市立博物館予定地の発掘現場

松本市立博物館建設予定地の発掘現場。写真中央で交差し横方向に延びるのは上水道管、縦方向は下水道の跡とみられる松本市立博物館建設予定地の発掘現場。写真中央で交差し横方向に延びるのは上水道管、縦方向は下水道の跡とみられる
 松本市大手の市立博物館建設予定地で行われている埋蔵文化財の発掘調査を18日、市などの許可を得て上空から小型無人機で撮影した。ビルが立ち並ぶ中心市街地にぽっかりと空いた発掘現場に、水路などの跡が縦横に延びる様子が見えた。

 現在は地表から20〜60センチほど掘り進み、幕末から明治時代ごろの地層が現れている。竹を何本もつないで作られた上水道管や木の板で囲われた下水道とみられる跡が延び、1888(明治21)年の大火で焼けて変色したとされる地面や、黒く焦げた柱が露出している。

 今後は江戸時代の地層に掘り進む。現場は国宝松本城の近くで、武家屋敷があったとみられる。市教委文化財課の原田健司さん(36)は「江戸時代の庶民が手に入れることができなかった焼き物など、一級品が出てくればうれしい」と期待する。

(6月19日)

長野県のニュース(6月19日)