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夏山 体力に合った登山を 県警が注意点

 県警山岳安全対策課は9日、夏山シーズン(7、8月)の県内山岳の注意点を発表した。昨夏の遭難者数は121人で、1954(昭和29)年の統計開始以来最多。60歳以上の高齢登山者が約半数を占めたとし、体力やバランス感覚の低下を自覚して「体力に見合った登山」を求めた。

 一方、30、40代の登山者には「実力を過信しがち」として、知識や技術を十分身に付けて臨んでほしいと呼び掛けた。県警は小冊子「夏山情報」を7千部作成。遭難の事例や傾向を紹介するほか、北、中央、南アルプス、八ケ岳など主要な山域の危険箇所も掲載し、首都圏の山岳用品店などで配布する。

 県警は例年、夏山シーズンに合わせて残雪の状況や天候の見通しを発表していたが、「状況の変化があるため登山者自身で調べてほしい」として今年から取りやめた。今月中に県警ヘリで危険箇所や残雪状況を撮影し、ホームページで公開する。

(7月10日)

長野県のニュース(7月10日)