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バングラの女性、支援するバッグ 仕入れて販売 駒ヶ根

バングラデシュの米袋バッグ。田んぼの風景や炊き込みご飯「ビリヤニ」の図柄がカラフルバングラデシュの米袋バッグ。田んぼの風景や炊き込みご飯「ビリヤニ」の図柄がカラフル
 駒ケ根市の大西知江子さん(63)が、バングラデシュの経済的に恵まれない女性たちが作る「米袋バッグ」を県内外で販売し、支援している。昨年まで現地に滞在。知り合った女性グループから仕入れるバッグを通して、同国や現地の女性たちに関心を持ってほしいと活動している。

 横浜市出身。夫の仕事の関係でアジアやアフリカの国を転々とした。夫の最後の赴任地となったバングラの首都ダッカには2016年から2年滞在。そこで目を留めたのがプラスチック繊維製の米袋を利用したバッグだ。田んぼでの農作業、ベンガルトラなどを描いた「ユニークな配色や、刺しゅう入りのサリーの布を縁取りに使った手作りの温かみに引かれた」と言う。

 作っていたのは、乳幼児を育てるシングルマザーら約20人。街には大きなビルが建ち、発展しているように見えたが、経済的に困窮し、教育を受けられない女性も多い。暮らし始めた直前には、飲食店で外国人を標的にしたテロ事件が発生。支援NGOが引き揚げて外国人が減り、商品が売れなくなったと聞いた大西さんは、滞在中から日本人仲間に売って協力してきた。

 昨年4月に帰国した後もバッグを取り寄せ、これまで県内外の催しに5回ほど出店し、販売してきた。「バングラの人はおおらかで裏表がない。同じコメ文化の日本人もバッグに親近感を持てるはず」と大西さんは話している。

 バッグは防水で裏地や内ポケットもあり、2千円から。ポーチもある。問い合わせは電子メール(ricebag.bd@gmail.com)で。

(7月11日)

長野県のニュース(7月11日)