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県の新防災ヘリ、愛称は同じ「アルプス」

 県は11日、来年10月に納入予定の新しい県消防防災ヘリコプターの愛称について、2017年3月に墜落した機体と同じ「アルプス」にすると明らかにした。新機体のイメージ図も公表。従来機の配色を踏襲しつつ、事故で亡くなった9人の思いを引き継ごうと、たすきをイメージした白いラインをあしらっている。

 県庁で開いた県消防防災ヘリ運航協議会で、県は「アルプス」の愛称について「県民や全国の関係機関に浸透し、山岳観光県を象徴する名前」と説明。県消防防災航空センター隊員らも賛同し、事故の遺族の了解も得たという。機体の色は従来機と同様、消防の赤や県旗のオレンジ、豊かな自然を表す緑や青などを使用する。

 新機体は米ベル・ヘリコプター・テキストロン社製「ベル412EPI」。購入費は25億円余で、21年4月の運用開始を目指す。

 県はこの日、墜落現場の鉢伏山付近に通じる歩道整備は10月末に完了すると説明。現場には月命日などに遺族や消防関係者らが訪れている。

 県は昨年5月、民間航空会社のリース機で消防防災ヘリの運航を再開。ただ、機体の検査や点検で今月10日から5カ月間程度は運航できないという。

(7月12日)

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