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イノシシ豚コレラ5例に 県内 木曽町で新たに確認

 県は16日、木曽郡木曽町で15日に捕獲した野生イノシシ1頭について、県松本家畜保健衛生所(松本市)の遺伝子検査の結果、豚コレラ感染を確認したと発表した。県内での野生イノシシの感染は、同町で13日に初確認されて以降、計5例に拡大した。

 県園芸畜産課によると、今回の野生イノシシは雌の成獣で、同町新開の山中でわなに掛かって捕獲された。県内での感染1例目となったイノシシが見つかった同町新開杭の原から北西に約4キロ離れた場所。発見地点から半径10キロ圏内は、より厳重な豚コレラ検査が必要な「調査対象区域」となる。区域内に養豚場はない。

 県は15日、下伊那郡根羽村で12日に捕獲した野生イノシシ1頭と、13、14日にともに木曽町で死んだ状態で見つかった野生イノシシ1頭ずつの豚コレラ感染を確認したと発表。感染確認が相次いでいることについて、同課の小林安男課長は「養豚場での発生を防ぐことを大前提とし、できる限りの対応をしていきたい」としている。

 県は今週中にも、感染が確認された計5例のうち4例が集中している木曽地域で、経口ワクチン散布を県独自に始める方針だ。

(7月17日)

長野県のニュース(7月17日)