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放火 県内「ただ切ない」 新海監督新作に大勢のファン 「天気の子」全国公開

上映開始を前に約140人が並んだ長野グランドシネマズの入場ゲート=19日午前8時50分、長野市上映開始を前に約140人が並んだ長野グランドシネマズの入場ゲート=19日午前8時50分、長野市
 新海誠監督(南佐久郡小海町出身)の新作アニメーション映画「天気の子」が19日、全国で公開され、県内の上映館にも早速、大勢のファンが詰め掛けた。京都市のアニメスタジオの放火火災直後の公開となり、訪れた人からは「アニメは日本が誇るブランド。ただただ切ない」との声も出た。

 映画は全国359館、448スクリーンで午前9時から一斉上映。新海監督の出身地に近い佐久市の佐久アムシネマでは、初回上映に「通常作品の倍」という約100人が訪れた。館内には、監督の商業映画の第1作「ほしのこえ」から「天気の子」まで全7作品のポスターを並べた。

 市内の団体職員大工原一さん(46)は「雨粒が地面に落ちる描写などが細かく、きれい。全編を通して明るい雰囲気に包まれていた」。市内のアルバイト古川真悟さん(29)は京都の火災について「公開を控えていた(スタジオの)作品もあり楽しみにしていた。一日も早く事件の全容が解明されてほしい」とした。

 長野市の長野グランドシネマズも上映開始前に行列ができた。市内の会社員横山裕之さん(30)は「新海監督らしく、景色や人物がきれいな作品で、選曲もぴったりだった」。松本市の松本シネマライツで同市の会社員百瀬竜也さん(26)は、劇場で11回見たという新海監督の前作「君の名は。」と比べ、「ファンタジー色が増して、違った楽しみ方ができた」と話した。

 県内では他に、イオンシネマ松本(松本市)、TOHOシネマズ上田(上田市)、岡谷スカラ座(岡谷市)、アイシティシネマ(東筑摩郡山形村)でも上映が始まった。

(7月19日)

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