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過去の遭難 地図上に表示 県警・ヤマレコ協力 計画の参考に

 北アルプスや八ケ岳連峰などの過去の遭難発生場所や注意箇所をインターネット上の地図で公開する県警の取り組みが25日、始まる。登山者向け会員制交流サイト「ヤマレコ」が協力。より安全を意識した登山計画作りなどに役立ててもらう。

 表示する遭難発生場所は、2017年に県内山岳で滑落、転倒、雪崩などがあった約150カ所。地図を見ながら登山計画が作れる同サイトのサービス「ヤマプラ」の地図上に「×」記号で示し、クリックやタップすると、遭難者の性別や年代、遭難概要が分かる。うち約50カ所は県警ヘリから撮影した周辺画像を見ることができる。県警山岳安全対策課は今後、18年度以降の発生情報も追加する。

 注意箇所の表示は約100カ所。「!」記号で示し、遭難発生場所と同様に「長い下り坂」「鎖場あり」といった具体的な注意事項が確認できる。

 ヤマレコは1カ月に約140万人が閲覧する人気サイトで、同課は「多くの登山者に注意喚起できる効果がある」と期待。ヤマレコの運営会社(松本市)の広報担当者は「事前に過去の遭難場所を確認できるので、安全登山のための計画作りに役立ててほしい」と話している。

(7月23日)

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