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県内 梅雨明け即酷暑 熱中症17人搬送

 気象庁が関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した29日、県内は高気圧に覆われて南から暖かい空気が流れ込み、各地で厳しい暑さになった。最高気温は飯田市南信濃34・8度、飯田34・2度など30観測地点のうち20地点で30度以上の真夏日となった。各地の消防によると、少なくとも17人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち7人は中等症とみられる。

 諏訪市では午後0時10分ごろ、諏訪湖を1周する中学校行事に参加していた男子生徒(13)が同市湖岸通り付近で頭痛や吐き気などの症状を訴えたと119番通報があった。市内の病院に運ばれ、軽症だった。また、午前11時ごろに塩尻市上西条で起きた火災での消火活動中に、松本広域消防局の男性職員(40)が吐き気や体温上昇などの症状を訴え、松本市内の病院に運ばれた。軽症のもよう。

 中等症の7人は、屋外にいた諏訪郡富士見町の男性(80)、長野市の70代女性、安曇野市の男性(43)、下伊那郡豊丘村の70代男性と、自宅にいた飯山市の女性(101)、伊那市の70代男性、同郡天龍村の80代男性。他に、長野、大町、松本、安曇野、飯田市、上伊那郡飯島町、北佐久郡御代田町の30〜90代の男女8人は軽症とみられる。

 午後は大気の状態が不安定になって局地的に激しい雨が降った。長野地方気象台と県は茅野市に一時、土砂災害警戒情報を出した。

 小諸市大久保では県道諏訪白樺湖小諸線で土砂が流出。小諸署によると、土砂は長さ約40メートルにわたって道路を覆い、乗用車1台が土砂に乗り上げ動けなくなったが、運転していた男性は無事だった。県は30日にも復旧作業に入る。北佐久郡軽井沢町長倉の国道146号では路肩の一部が13メートルにわたって崩落した。

(7月30日)

長野県のニュース(7月30日)