長野県のニュース

軽井沢のバス事故早期起訴を 遺族が長野地検に要望

 北佐久郡軽井沢町で2016年1月に大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故の犠牲者遺族らが9日、長野地検を訪れ、バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)の社長らの早期の起訴を要望した。処分までに捜査の進行状況に関する説明会を遺族向けに開くことも求めた。

 大学生の遺族でつくる「1・15サクラソウの会」の7人と弁護団6人が、事件の担当検事と非公開で面会した。

 事故で次男の寛(かん)さん=当時(19)=を亡くした田原義則さん(53)=大阪府吹田市=らは終了後「地検は説明会開催を約束した」と話した。具体的な時期や内容などは検討するとの回答だったという。

 田原さんは「発生から3年半が過ぎ、事故が忘れられてしまう中で解決していないことはつらい。一日も早く起訴し、裁判で安全管理の責任を明確にしなければ再発防止は完結しない」と話した。

 長野地裁では同日、遺族14人が同社と社長らに損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きがあった。

(8月10日)

長野県のニュース(8月10日)