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上小の3病院 病床再編構想浮上 三才山を鹿教湯に「統合」検討

 県厚生連鹿教湯三才山リハビリテーションセンター(上田市)が同センター三才山病院(237床)の機能を同センター鹿教湯病院(416床)に移すことを検討していることが13日、分かった。複数の関係者によると、三才山の病床をゼロにし、鹿教湯を60床程度増やす構想で、事実上、三才山を鹿教湯に統合することになる。一方、同じ上小医療圏にある東御市民病院(東御市、60床)は60床程度増やす計画だ。

 三才山には重度障害者の療養病床があり、現在入院している重度障害者らは鹿教湯が受け入れる方針。

 3病院による連携協議会が昨年まとめた意見書は、鹿教湯と三才山の病床を減らし、東御市民を増床する―としており、いずれもこの内容に沿った病床再編構想とみられる。

 東御市は7月の市民向け懇談会で市営の東御市民の増床計画を説明した。鹿教湯、東御市民が60床ずつ増やせば、上小医療圏全体では117床の減少になる。今秋に予定される上小医療圏地域医療構想調整会議(事務局・県医療推進課など)に向け、各病院が検討、調整を進めている。

 鹿教湯は病棟の老朽化が課題となっており、建て替えを検討している。三才山の機能移行は建て替え以降とみられる。

 昨年まとめた意見書では、鹿教湯と三才山の病床を計120〜140床程度減らし、東御市民を90床程度増やす―との目安を示した。その後の議論で、鹿教湯と三才山はそれ以上の減床、東御市民の増床は縮小を検討するとともに、東御市民は増床後に県厚生連への委託を検討するとの案も出ていた。

(8月14日)

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