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熱帯夜、続く長野 過去最多に並ぶ5日、さらに観測見込み

涼感寝具などが並ぶ売り場。現在は品薄という=13日、長野市の東急ハンズ長野店涼感寝具などが並ぶ売り場。現在は品薄という=13日、長野市の東急ハンズ長野店
 長野市で8月に入り、夜間の最低気温が25度を下回らない「熱帯夜」が続いている。13日までに平年の0・5日を大きく上回る計5日となり、気象庁のデータによると、7、8月で計5日と過去最多だった1994年に並んだ。予報でも長野の最低気温は14〜17日も25度以上の日が続くと見込まれ、寝苦しい夜はさらに続きそうだ。

 気象庁は午前0時から翌日午前0時までの日最低気温が25度以上の日を「熱帯夜」と扱っている。これによると、8月の長野は1日(最低気温25・0度)、4日(同)、5日(26・2度)、12日(26・4度)が熱帯夜。午前4時33分に25・1度を観測した13日も熱帯夜となった。

 長野地方気象台によると、一般的に晴れた夜は地表の熱が放射されて気温が下がり、雲があると下がりにくい。この間の長野では曇りが多かったことが一因とみられる。日本気象協会長野支店は南から暖かい空気が流れ込みやすかったとも分析。「打ち水のように気温を下げる効果がある夕立がこの間の長野は比較的少なかった」としている。

 13日までに県内主要観測5地点(長野、松本、諏訪、飯田、軽井沢)で熱帯夜があったのは長野だけだった。

 こうした状況に、市内のホームセンターや家電量販店では、寝苦しさをしのぐ寝具やエアコンなどの売れ行きが伸びている。綿半スーパーセンター稲里店では、熱がこもらず、さらっとした肌触りの“涼感”寝具が人気。東急ハンズ長野店も今夏初めて扱ったところ、盆休み前の2週間でほぼ売り切れたという。ケーズデンキ長野本店ではエアコンが好調。併用することで効率的に冷気を循環させ、節電にもなるという「サーキュレーター」への関心も高まっているとしている。

(8月14日)

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