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鹿教湯・三才山両病院の病床再編 2022年度移行目指し提案へ

 県厚生連鹿教湯三才山リハビリテーションセンター(上田市)は16日、検討している鹿教湯、三才山両病院の病床再編について、今秋に予定される次回の上小医療圏地域医療構想調整会議(事務局・県医療推進課など)に正式提案する方針を明らかにした。鹿教湯病院(416床)の病棟を増改築して476床にし、三才山病院(237床)の機能をすべて移す内容。調整会議の了承を得られれば、2022年度の移行を目指し、計画を具体化させる。

 同センターによると、両病院とも医師など職員不足に直面しており、現在は計110床を休床中。老朽化した鹿教湯病院の病棟増改築と機能一元化により、「回復期リハビリテーションと筋ジストロフィー患者らの指定療養介護を充実させる」と説明している。三才山病院は市街地から遠いため、交通などの利便性も高まるとした。

 調整会議で了承されれば、鹿教湯病院の増改築は20年度着工を目指す。完成する22年秋ごろに三才山病院の患者、職員が鹿教湯に移る見込みだ。

 三才山病院には現在、回復期リハビリテーション34床、慢性期の医療療養52床、指定療養介護事業所(80床)を含む筋ジストロフィー患者や重度障害者向けの91床がある。指定療養介護事業所としては県内最大で、上田、松本両市をはじめ全県から入所している。

 一方、東御市は東御市民病院(60床)の60床増床を調整会議に提案する方針。上小医療圏全体では117床の減少となる。

(8月17日)

長野県のニュース(8月17日)