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おしゃれ楽しむ、いつまでも 茅野で高齢者主役のファッションショー

手をつないでランウエーを歩く出演者手をつないでランウエーを歩く出演者
 茅野市民館で18日、高齢者が主役のファッションショーが開かれた。1グループに65歳以上が1人いることが条件で、中南信地域の4〜88歳の21組53人が参加。手作りの衣装や若い頃に着たドレスなどをまとい、特設のランウエーをさっそうと歩いた。

 市民館の指定管理者「地域文化創造」が、お年寄りに非日常を楽しんでもらうと同時に、人生を謳歌(おうか)する姿を見てもらおうと開いた。市民館の運営を支える「サポーター」が中心になって音楽や照明などの演出を考え、美容室経営者らが歩き方などを教えた。

 出演者は着物を仕立て直したドレスや民族衣装、新婚旅行で着た思い出のスーツなどを身に着けた。来場者約170人が音楽に合わせて手拍子し、出演者の名前を呼び掛ける中を歩いた。

 8年ほど前の脳内出血で左半身にまひが残る岡谷市の北沢紀子さん(67)は、病気になってもおしゃれを楽しめることを表現しよう―と出演。「緊張で転ばないように必死だったが、歩き終えると達成感がある」と話した。

 ショーの写真は、茅野市美術館で9月14日に始まる、主に75歳以上の高齢者が被写体の公募写真展「寿齢讃歌(じゅれいさんか)―人生のマエストロ―」で展示する。

(8月19日)

長野県のニュース(8月19日)