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県護国神社に関係する知事の行動は「憲法違反」 県革新懇など是正申し入れ

 県労連や県民医連などでつくる「日本と信州の明日をひらく県民懇話会(県革新懇)」と、県憲法会議は23日、県護国神社に関係する一連の阿部知事の行動は憲法違反だとし、是正を申し入れた。知事は公務があり、丹羽克寿・県秘書課長が代わりに文書を受け取った。

 2団体は文書で「戦前、伊勢神宮や靖国神社、護国神社などは国家神道の中核をなし、天皇の神格化と相まって戦意高揚と戦争遂行の役割を果たした」と指摘。憲法に記された政教分離の原則は「アジア・太平洋戦争の苦い経験と痛恨の反省から導き出されたものだ」と強調した。

 その上で「知事職は、県行政の最高の機関。どんなに『個人としての活動』といっても、知事の言動の多くは公人としての立ち居振る舞いであり、県民にもそのように見られていることを認識すべきだ」とした。

 申し入れ後に県庁で記者会見した県革新懇の山口光昭・代表世話人(80)は、知事は崇敬者会の会長を辞任すべきだと主張。「戦争に国家神道が果たした役割からの反省の上に政教分離の原則があることを、知事にもしっかりと理解してほしい」と述べた。

(8月24日)

長野県のニュース(8月24日)