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ルイージさん指揮、観客魅了 OMF オーケストラコンサートAプログラム

ファビオ・ルイージさんが指揮したオーケストラコンサートAプログラム=23日、松本市のキッセイ文化ホールファビオ・ルイージさんが指揮したオーケストラコンサートAプログラム=23日、松本市のキッセイ文化ホール
 松本市で開催中の音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の主要公演の一つ、オーケストラコンサートAプログラムが23日夜、キッセイ文化ホール(県松本文化会館)で開かれた。前身のサイトウ・キネン・フェスティバル松本以来、最多5回目の客演となるイタリア出身の世界的指揮者ファビオ・ルイージさん(60)がサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を指揮。二つの交響曲で満員の1920人を魅了した。

 最初に披露したシュミットの交響曲第4番は、亡くなった娘を追悼する思いを込めた楽曲。OMFでの演奏は初で「挑戦的なプログラム」(ルイージさん)という。マーラーの交響曲第1番「巨人」には今回のOMFで最多となるSKOメンバー99人が参加。ルイージさんは時に柔らかく手先を動かし、ドラマチックな音を引き出した。

 途中、前のめりになって聴く観客も。終演後には10分間拍手が続き、何度もカーテンコールがあった。ルイージさんが奏者を立たせるたびに「ブラボー」の声が掛かった。長野市の会社役員、松本伴美さん(40)は「鳥肌が立って震えるような演奏だった」とうれしそうだった。

 コンサートの様子は「スクリーンコンサート」と銘打ち松本市内と全国各地の計11カ所に生中継された。

(8月24日)

長野県のニュース(8月24日)