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上高地の公衆トイレ改修へ 松本市方針 3ヵ所のうち2ヵ所

 松本市は11日、北アルプス上高地(松本市安曇)にある3カ所の市営公衆トイレのうち、徳沢と明神の2カ所の改修について、本年度内に整備計画をまとめて国や県と調整し、早期に着手する方針を明らかにした。もう1カ所の大正池のトイレは、環境省が2022年度までに建て替える計画。いずれも約30年前に設置されたくみ取り式で、便槽の容量不足や臭気などが課題となっていた。

 11日の市議会9月定例会一般質問で示した。市山岳観光課によると、徳沢と明神のトイレは国の補助金を活用して改修する方針。環境省上高地管理官事務所によると、大正池のトイレは本年度に実施計画をまとめて21年度に着工予定で、浄化槽を設置する。

 市はこの日の一般質問で、上高地の管理用道路の着工が本年度から21年度にずれ込んだことも明らかにした。徳沢―横尾間の梓川沿い約4キロに整備予定で、公衆トイレの汚物運搬や維持管理、遭難者の搬送などに活用する。一帯は、中部山岳国立公園で国の特別名勝や特別天然記念物に指定されている事情などから、「許認可の調整に時間がかかっているため」(市上高地対策課)としている。

(9月12日)

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