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白熱のMGCにくぎ付け 佐久長聖高駅伝部、寮で先輩たち応援

大迫選手の残り1キロの先頭争いで思わず声を上げる佐久長聖高駅伝部の部員たち=15日午前11時2分、佐久市岩村田大迫選手の残り1キロの先頭争いで思わず声を上げる佐久長聖高駅伝部の部員たち=15日午前11時2分、佐久市岩村田
 2020年東京五輪の日本代表2枠を争った15日の「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)。男子には、大迫傑選手(28)=ナイキ=ら佐久長聖高校(佐久市)駅伝部出身の3選手も出場した。佐久市の同駅伝部寮「聖徳館南館」では、部員23人と高見沢勝監督(38)がテレビ観戦し、先輩たちの夢の実現を願いながらレースを見守った。

 駅伝部OBはほかに村沢明伸選手(28)=日清食品グループ=と、佐藤悠基選手(32)=同。序盤、設楽悠太選手(27)=ホンダ=が独走する展開に部員らの表情は硬かったが、大迫選手らがいる2位集団との距離が縮むと徐々に期待感が高まった。ゴール間近、大迫選手がトップ争いに加わりデッドヒートを繰り広げると「おー」「行け行けー」と声援を送ったり、手をたたいたりして寮内は興奮に包まれた。

 大迫選手は3位で惜しくもこの日の五輪内定を逃した。片桐陽和(ひより)さん(17)=3年=は「悔しかったけれど、走りに冷静さがあって心に残った」。佐久長聖時代の大迫、村沢両選手をコーチとして指導した高見沢監督は「OB3人のMGC出場は誇らしい。『お疲れさま』と声を掛けたい」とねぎらった。

 鈴木芽吹(めぶき)主将(18)=3年=は21位に終わった村沢選手と小学生時代に握手を交わしたことがある。「村沢さんのようなトップ選手でも日本代表になるのは難しい。自分も頑張ろうと思った」と刺激を受けた様子だった。

(9月16日)

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