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宙を舞う大技に歓声 小布施で「スラックライン」世界大会

空中で大技を決め、地元開催の世界大会で初優勝を果たした木下選手空中で大技を決め、地元開催の世界大会で初優勝を果たした木下選手
 上高井郡小布施町の小布施ハイウェイオアシスで15日、綱渡りを発展させたスポーツ「スラックライン」の世界大会が開かれた。6カ国の計17人が華麗な技を見せ、同町出身の木下晴稀選手(19)が初優勝。会場には約1万人の観客が詰め掛け、大技が成功するたびに大きな歓声と拍手が上がった。

 スラックラインは、1分30秒の競技時間で幅5センチの「ライン」上をジャンプしたり回転したりして技の難度や美しさを競う。世界大会は2017年に同町で初めて開き、今回が2回目。町内からは他国の世界大会で優勝経験がある木下選手のほか、中学2年の田中健介選手(14)、小学6年の林映心(えいしん)選手(12)が出場。予選2試合を終えて木下、林両選手が本選に進んだ。

 本選では木下選手が連続で技を決める「コンボ」を50回以上決め、ひねりを入れた前方宙返りなど高度な技も繰り出して優勝をつかんだ。17年の大会ではけがのため6位に終わった木下選手は「この2年間で海外の大会に出場して度胸もついた。地元に雄姿を見てもらえて良かった」と喜びをかみしめていた。

 前回大会で16位だった林選手は今回7位の大健闘。「海外の選手から刺激をもらえた」と話した。日本勢ではほかに愛知県の菊川信選手(14)が4位に入賞した。

 大会はスラックラインの五輪種目化を目指して活動する一般社団法人「スラックライン推進機構」(小布施町)が主催。代表理事の林映寿さん(43)は「ここまで大規模な大会は世界でも珍しい。日本のスラックライン熱を世界に伝えたい」と話した。

(9月16日)

長野県のニュース(9月16日)