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須坂IC北側開発 3企業進出の事業計画承認

イオンモールなどの進出が盛られた事業計画が承認された計画地=20日、須坂市井上イオンモールなどの進出が盛られた事業計画が承認された計画地=20日、須坂市井上
 須坂市は20日、同市の上信越道須坂長野東インター北側の開発計画で、開発事業者の土地開発コンサルタント「長工」(三重県)が県に提出した事業計画が、同日付で承認されたと明らかにした。事業計画は、流通大手イオン傘下の「イオンモール」(千葉市)、ビジネスホテル全国チェーン「ルートインジャパン」(東京)、住宅メーカー「大和ハウス工業」(大阪市)の進出を盛っている。長工は、計画地の用地取得に向けて地権者と交渉中で、2020年度中にも一帯の造成工事に着手するとしている。計画地では他に、米国発の会員制量販店「コストコ」の進出構想もある。

 長工によると、イオンモールは240〜250のテナント数を持つ大規模施設にする構想。計画地内の「観光集客施設用地」(約25・3ヘクタール)に建設し、実現すれば県内屈指の大型商業施設になるという。市によると、22年度中の事業開始を目指している。

 イオンモールによると現在は、全国で142店舗、県内では松本市と佐久市の計2店舗を営業している。同社の広報担当者は「須坂市も新たな立地候補の一つだが、決定事項ではない」としている。

 ルートイングループは、県内25店舗を含む311店舗を営業している。同社は須坂市の計画地に「200室規模のホテルの建設を予定している」(広報室)と説明する。イオンモールと同じ観光集客施設用地に建設する計画。

 大和ハウス工業によると、同社は、他企業も活用できる物流倉庫を建設する予定。規模は未定。同社は「建てた倉庫を貸し出すか、売却するかはまだ決めていない」(広報企画室)としている。計画地内の「物流関連産業用地」(約12・5ヘクタール)に建てる計画。

 長工は、地域未来投資促進法に基づき「地域経済牽引(けんいん)事業計画」を県に申請し、承認された。市は20日、計画が承認されたことを受け、一帯の農地を「農業振興地域」から除外する手続きに着手するとした。長工は、手続きや土地取得が完了し次第、造成工事に着手する考えで、同社の田中康雄会長は「速やかに土地取得を進め、工事着手したい」としている。

(9月21日)

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