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議員なり手不足、対策は 宮田で町村議会シンポ 過去最多参加

若手議員を増やす方法などについて意見を交わす町村議ら=7日、宮田村若手議員を増やす方法などについて意見を交わす町村議ら=7日、宮田村
 県内の町村議会の議員や議会事務局職員による「町村議会改革シンポジウム長野inみやだ」は7日、上伊那郡宮田村で開いた。シンポは2016年に始まり5回目で、今春の統一地方選後は初めて。過去最多の23町村議会の議員ら約280人が参加し、議員のなり手不足と議会の広報活動をテーマに意見交換した。

 参加者は6、7人ずつのグループに分かれて取り組みの現状を紹介。下伊那郡喬木村の議員は、なり手不足を解消しようと17年12月定例会から「夜間・休日議会」を導入し、「日中、(会社などで)働く議員は活動しやすくなった」と報告した。議員の政策提言に住民が参加する制度を10年に取り入れた上水内郡飯綱町の議員は「若者の政治への関心はなかなか広がらない」と話した。

 シンポは、飯綱町議会の呼び掛けで始まった。この日は意見交換に先立ち、地方議会総合研究所(東京)の広瀬和彦社長が「今後の町村議会のあり方について」と題して講演。議員のなり手不足対策を巡っては、議会の役割を広く住民に知らせる必要性を指摘し、学校現場での主権者教育や模擬議会といった取り組みを通じて「議員に魅力を感じてもらうことが大切」と述べた。

(10月8日)

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