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「諏訪地方6市町村合併を」 4商議所会頭、広域連合長に要望書

金子市長(左)に要望書を提出する4商工会議所の会頭=8日、諏訪市役所金子市長(左)に要望書を提出する4商工会議所の会頭=8日、諏訪市役所
 岡谷、諏訪、茅野3市と諏訪郡下諏訪町の地元商工会議所会頭4人は8日、諏訪地方6市町村の早期合併実現を求める要望書を、諏訪広域連合長の金子ゆかり諏訪市長に提出した。同様の要望書は2016年8月にも提出しており、今回で2回目。「広域行政合併」という前回の表現を「諏訪地域6市町村の広域行政合併」と明確化し、実現に全力を挙げるよう求めた。

 これに対し、金子市長は「6市町村が一体となれば、産業面のバランス的にもベスト」とし「思うところは重なっている」とした。一方、合併には多くの人手とコストがかかるため「準備が大切になる」とも説明。今後は6市町村長で話題を共有すると同時に、「住民の理解を深める努力をする」と述べた。

 要望書では、広域行政合併を「産業界の生き残りと成長・発展のための悲願」と明記。人口や企業の減少による税収の減少など、地域の衰退傾向には歯止めがかからず、広域連合をベースとした行政では「地域全体の活性化を含め、限界があると言わざるを得ない」とした。

 今回の要望書のたたき台を作った下諏訪商議所の小林秀年会頭は「今から手を打たないと諏訪地域は埋没する」と指摘。諏訪商議所の岩波寿亮会頭は「合併のために一時的にお金がかかったとしても、その先を見据えて準備を進めてほしい」と求めた。

(10月9日)

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