長野県のニュース

鉄道まひ続く 学校休校相次ぐ

 県内の鉄道は15日、一部で運転を見合わせた。停電や断水が続いている地域もある。被災した地域では小中学校や高校が休校した。

 運転を見合わせていた上田電鉄(上田市)別所線は15日、列車と代替バスによる運行を始めた。上下線ともおおむね1時間に1本程度。増水で13日に落下した千曲川の鉄橋の復旧や、本運行の再開は見通しが立っていない。

 JR東日本は、山梨県内の中央東線で線路内に土砂が流入したため特急あずさの運行を始発から終日取りやめた。飯山線も線路内に土砂が流入し、復旧作業のため運転を見合わせた。小海線は佐久市内などの河川の増水で線路下の土が流出し、小諸―野辺山間を運休。しなの鉄道は上田―田中間で線路をまたぐ市道の跨線橋が崩落し、安全確認のため同区間を運休した。

 中部電力によると、長野県内は15日正午時点で約1万1400戸が停電。復旧作業を進めており、千曲川の氾濫地域を除き、17日までのおおむねの復旧を目指している。県によると、15日正午時点で県内7市町村の4040戸で断水が続いている。

 県教育委員会と県の15日朝のまとめによると、台風被害に伴う公立・私立校の休校は小中学校が長野市や佐久市、南佐久郡佐久穂町など25校、高校は長野市、上田市、佐久市、飯山市など23校。

 東日本高速道路は14日、佐久市香坂の上信越道下り線で路面のひび割れが見つかったと発表。盛り土崩落の恐れがあり、対策工事のため佐久インター―松井田妙義インター間上下線の通行止めを、さらに少なくとも10日ほど行う見込み。

 国土交通省は14日、台風19号の影響で土石流4件、地滑り1件を県内で確認したと発表。土石流は上田市平井で2件、長野市若穂保科で1件、南佐久郡佐久穂町大日向で1件。地滑りは松本市五常の民家近くでごく小規模なものが起きた。

 長野地方気象台によると、16、17日の県内は日中に晴れ間が広がるが、朝の最低気温が平年より低く、平地でも10度以下になる可能性がある。同気象台は体調管理に気を付けるよう呼び掛けている。

(10月15日)

長野県のニュース(10月15日)