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権兵衛トンネル通行不可 台風影響か 橋台近くで崩落

国道361号権兵衛トンネル付近で土砂崩落があった現場。橋脚付近の土がえぐられている=20日午前11時8分、南箕輪村国道361号権兵衛トンネル付近で土砂崩落があった現場。橋脚付近の土がえぐられている=20日午前11時8分、南箕輪村
 上伊那郡南箕輪村の国道361号権兵衛トンネル入り口付近で20日朝、土砂崩落が見つかり、県伊那建設事務所(伊那市)などは同国道の南箕輪村「中の原交差点」―木曽郡木曽町の「日義神社入り口交差点」間17・7キロを通行止めにした。橋台近くの土砂が崩れ落ち、橋や道路が沈下する危険があるため。通行規制は長期化する可能性がある。木曽、上伊那両地方を結ぶ主要道路が通れないことで通勤や買い物に影響が出そうだ。

 同事務所は同日朝、高さ30メートル以上ある「権兵衛2号橋」の橋台付近の土砂が、流れ込んだ湧き水で大きくえぐられている現場を確認。土砂は橋や連結する道路を支えており、車両が通行すると道路部分が沈んで崖に落ちる恐れがあると判断した。

 同事務所は同国道を定期的に点検。18日に見回った時には土砂崩落はなかったという。一帯では19日に雨が降った。担当者は「台風19号以降に続いた雨の影響で湧き水が発生して地盤が少しずつ緩んでいた可能性はある」とした。

 通行止めに伴う迂回(うかい)路は、木曽側からだと国道19号を塩尻市まで北上し、国道153号を南下するルートになる。同事務所は原因を調べ、盛り土などの対策工事に取り掛かる。「少なくとも数日で通行規制を解除できるような状況ではない」としている。

(10月21日)

長野県のニュース(10月21日)