長野県のニュース

定期利用の学生・生徒、あすから新幹線代替輸送 不通のしなの鉄道上田―田中間

 JR東日本としなの鉄道(上田市)は21日、上田(同)―田中(東御市)駅間が運行できない問題で、通学定期を利用している学生や生徒に限り、北陸新幹線(長野経由)とバスを組み合わせて23日から代替輸送すると明らかにした。学生・生徒に追加の料金負担はない。国土交通省によると、並行在来線が被災した場合に新幹線で代替輸送するのは前例がないという。

 運休原因は、東御市の千曲川の護岸崩落。大屋(上田市)―田中駅間の線路をまたいでいる市道の橋の土台が損傷し、県は復旧に3〜4週間かかるとしている。鉄道の再開にも時間がかかる見込み。

 県や県教委によると、本年度、上田―田中間を利用する通学定期利用者は約2300人。通学の足に大きな影響が出ており、国、県、JR、しなの鉄道が協議し、軽井沢(北佐久郡軽井沢町)と佐久平(佐久市)、上田の3駅の乗降に限り、新幹線自由席を利用できるようにした。

 上田、信濃国分寺(上田市)、大屋、田中の4駅はバスで輸送。一部はJR小海線も代替輸送に使う。

 このほか、県内交通網では、JR飯山線が不通になっている戸狩野沢温泉(飯山市)―森宮野原(下水内郡栄村)駅間を24日から本数を減らして再開予定。東日本高速道路は21日、上信越道碓氷軽井沢インター(IC)―佐久IC間の通行止めを23日午前6時に解除する見込みと発表。上り線を利用した対面通行で、渋滞の発生も予想されるという。

(10月22日)

長野県のニュース(10月22日)