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20年秋開業目指す ヨーカドー長野店閉店後の商業施設で長野電鉄

 2020年6月で閉店予定の長野市権堂町の総合スーパー「イトーヨーカドー長野店」の建物と土地(一部を除く)を所有する長野電鉄(長野市)は21日、後継テナントの食品スーパーなどを入れた複合商業施設について、20年秋の新装オープンを目指すと明らかにした。ヨーカドー長野店の閉店から可能な限り間を置かずに営業を再開し、近隣の買い物需要に応える。

 長電の笠原甲一社長は、信濃毎日新聞の取材に「ヨーカドー長野店の閉店後に工事を始めるとすると、改装が終わるのは早くても秋ごろになるだろう。このため20年秋の開業を目指したい」と説明。食品スーパーをはじめとする後継テナントについては、既に複数の事業者から引き合いがあるが、まだ決まっているものはないとしている。

 ヨーカドー長野店の建物は地上5階、地下1階、営業面積約1万1200平方メートル。耐震補強工事は済んでいる。長電は地元の地域や商店街と共にまちづくりに取り組んできた経緯もあるため、同店閉店後も複合商業施設として活用する方針を示していた。地元の要望が強い食品スーパーに加え、人が集まって楽しめるテナントを入れる方針で、社内にプロジェクトチームを設けて新たな商業施設の具体像を検討するとしている。

 流通大手セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のイトーヨーカ堂(東京)は9月、長野店の閉店方針を明らかにした。同HDは閉店時期について「未定」としているが、建物の貸借期間が満了する直前の20年6月7日に閉店する予定であることが関係者への取材で判明している。

(10月22日)

長野県のニュース(10月22日)