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北陸新幹線の車両基地 3ヵ所全て浸水想定区域内 国交省

 国土交通省は30日、全国の新幹線車両基地と留置線計28カ所のうち16カ所で、全てか一部がハザードマップなどに示された浸水想定区域内にあると明らかにした。北陸新幹線(長野経由)は、台風19号の影響で浸水した長野新幹線車両センター(長野市)を含む3カ所の関係車両基地全てが浸水想定区域内に含まれる。

 北陸新幹線の車両基地は長野のほか、東京新幹線車両センター(東京都北区)、白山総合車両所(石川県白山市)。JR東日本によると、東京新幹線車両センターは記録的な大雨に見舞われた場合、「0〜50センチ」の浸水が見込まれる。同社は長野新幹線車両センターの浸水を踏まえ対応を検討するとしている。

 JR西日本によると、白山総合車両所は「千年に1度」の降雨で50センチ〜3メートルの浸水が見込まれる。同社は4メートルの盛り土をして対応している。

 国交省によると、16カ所の内訳はJR北海道1、JR東日本6、JR東海4、JR西日本3、JR九州2。白山総合車両所のように、盛り土による地盤のかさ上げや、排水ポンプの設置など浸水対策を実施済みの場所もあるという。

 長野市のハザードマップでは、長野新幹線車両センターは「100年に1度」の降雨があった場合に5メートル以上、「千年に1度」の降雨の場合に10〜20メートルの浸水が見込まれる区域に入っていた。国交省は北陸新幹線の被害を踏まえ、全国の鉄道事業者を対象に浸水対策の現状調査を進めている。

(10月31日)

長野県のニュース(10月31日)