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代行バスに支援明言 国交相 上田電鉄としな鉄に

東御市の海野宿橋崩落現場を視察する赤羽国交相(手前右から2人目)=4日午後0時37分東御市の海野宿橋崩落現場を視察する赤羽国交相(手前右から2人目)=4日午後0時37分
 赤羽一嘉国土交通相は4日、台風19号で千曲川堤防が大きな被害を受けた長野、上田、佐久、東御各市を視察した。視察後には県庁で各市長や阿部守一知事と意見交換し、被災して一部区間で代行バスを運行している上田電鉄と、学生に限りバスによる代替輸送を行っているしなの鉄道に対し、運行経費を財政支援する意向を改めて示した。

 知事らが代行バスの運行が鉄道事業者の負担となっているとして必要な支援を要請したことに対し、赤羽氏は「深刻な被害状況もあるので、国としてしっかりとやらせていただきたい」と明言。政府が台風19号被害からの復旧・復興に向けて今週中にとりまとめる方針の政策パッケージに、事業者への支援策を盛り込むことを示唆した。

 赤羽氏は、国が直轄事業として復旧工事を代行する佐久、東御両市の千曲川護岸や、同市の市道海野宿橋などを視察した。意見交換では「再発防止を考えて改良復旧工事をしなければならない。県や被災自治体の皆さんと打ち合わせながら進める」と強調。復旧や復興、国土強靱(きょうじん)化に関わる緊急対策を挙げ「中長期的に予算を組まないといけないという思いで、しっかり対応したい」との考えも示した。

 赤羽氏はこのほか、決壊した長野市の千曲川堤防なども見て回った。

(11月5日)

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