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飯田のピアゴ 吉川建設が購入 会社集約 テナント誘致意向

吉川建設が購入した旧ピアゴ飯田駅前店=6日、飯田市吉川建設が購入した旧ピアゴ飯田駅前店=6日、飯田市
 飯田市の総合建設業、吉川建設は6日、JR飯田線飯田駅前にあり、昨年9月末で閉店した同市東和町のピアゴ飯田駅前店の土地と建物を、所有者のユニー(愛知県稲沢市)から購入したと発表した。吉川建設によると、建物は取り壊さずに改修を行い、現在飯田市内にある本社(松尾町)、飯田支店(鼎切石)を旧ピアゴに集約することを検討している。さらに一部を商業施設として活用するため、テナントの誘致も進める考えを明らかにした。

 同日、市内で同社の吉川光国会長らが記者会見して購入の経緯を説明。今年夏ごろにユニー側から売却の打診があり、10月に決定したという。価格は明らかにしていない。

 吉川会長は「駅前にある大きな建物が閉ざされたままではよくない」と強調し、同社の合理化推進のため、本社、支店の移転を検討する考えを示した。

 ピアゴ飯田駅前店は1974(昭和49)年完成。鉄筋コンクリート造りの地下1階、地上5階建てで、延べ床面積は約1万4千平方メートル。改修を終え、利用できるようになるまでに2年ほどかかるとの見通しを示した。

 同店は、「丘の上」と呼ばれる飯田市中心市街地で唯一の総合スーパーで、生鮮食品、衣料品、インテリアなどを販売していた。しかし、売り上げの減少、建物の老朽化などで将来的な採算が見込めないと判断され、閉店。中心市街地では高齢者を中心に買い物に困る人が出るなど課題となっていた。

(11月7日)

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