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10月 全県で記録的降水量 平年比は軽井沢4・5倍、松本・長野3・4倍

 台風19号による記録的な大雨があった10月の月降水量が、県内主要観測5地点のうち軽井沢で平年の4・5倍、松本と長野でそれぞれ3・4倍に上ったことが6日、長野地方気象台のまとめで分かった。県内39の観測地点全てで平年の1・6〜4・7倍を記録。このうち37地点では1981〜2010年の30年間の月降水量と比べ、上位3番目以内に相当した。

 主要観測5地点のうち、月降水量が最も多かったのは軽井沢の548・5ミリ(平年比457%)。松本が349ミリ(同342%)、長野が282・5ミリ(同341%)で続いた。このうち長野では、台風19号が最接近した12日の日降水量が、観測史上最多の132ミリとなった。

 39観測地点で見ると、最も月降水量が多かったのは北相木の605・5ミリ。ただ、観測開始からの年数が短く、平年値との比較はできなかった。北相木では12日の日降水量も395・5ミリで観測史上最多を更新した。12日の日降水量が観測史上最多を更新したのは長野、北相木を含め14観測地点に上った。

 一方、10月の県内の月平均気温は、28観測地点全てで平年を1・2度〜2・9度上回り、主要観測5地点全てで10月としては観測史上、最も高かった。気象台によると、上空を流れる偏西風が日本付近で北へ蛇行した影響で寒気の南下が弱まり、南からの暖かい空気に覆われやすかった。

(11月7日)

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