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「松本看護大」21年4月開設を申請 松本短大看護学科を四年制化

 松本短大(松本市笹賀)を運営する学校法人松本学園(銭坂久紀理事長)は7日、四年制の「松本看護大学」(仮称)の2021年4月開設を目指し、文部科学省に大学設置を申請したと明らかにした。関係者などによると、キャンパスは松本短大と共用し、四年制大学には入学定員70人の看護学部を設ける予定。14日に記者会見を開き、詳細を発表する。

 関係者などによると、同短大の幼児保育学科、介護福祉学科は継続し、看護学科(三年制)は20年度の入学生を最後に募集を停止する予定とする。10月下旬、文科省に大学設置を申請した。

 同法人は、開学50周年となる21年度に向け、同短大看護学科の四年制大学化を構想。高度化する医療現場や、在宅医療、災害・救急などに対応できるより専門性の高い看護職員の必要性を見込み、四年制大学の開設を検討してきたもようだ。全国的な医療従事者の需要増や、高校生の大学志望の高まりなども背景にあるとみられる。

 同法人は1971(昭和46)年に松本短大の前身、松本保育専門学校を開校。72年に松本短大幼児教育学科(現幼児保育学科)を開設し、93年に介護福祉学科、2006年に看護学科を開設した。松本市内で松本短大幼稚園も運営する。

 文科省によると、21年4月の大学新設の申請は10月下旬に締め切り、大学設置・学校法人審議会に諮問する。同審議会が、20年夏をめどに認可の可否などを答申する予定。

 看護系学部・学科がある県内の大学は現在、信州大(松本市)、県看護大(駒ケ根市)、佐久大(佐久市)、清泉女学院大(長野市)、長野保健医療大(同)の5カ所。

(11月8日)

長野県のニュース(11月8日)