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浅間山の登山道規制、火口0・5キロに 小諸市が前掛山山頂まで緩和

 長野・群馬県境の浅間山(2568メートル)の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げられたことを受け、小諸市は7日午後4時半、登山道規制を火口周辺のおおむね2キロから0・5キロに緩和した。北佐久郡御代田町の賽(さい)の河原分岐点までだった立ち入りは前掛(まえかけ)山(2524メートル)山頂まで可能になった。

 登山道のうち、台風19号の影響で土砂崩れが起きた急坂「草すべり」は立ち入り禁止を継続。登山口がある車坂峠への市道「チェリーパークライン」は一部通行止めで、市は東御市の湯の丸高峰併用林道から同峠への迂回(うかい)を呼び掛けている。林道の通行時間は午前7時〜午後5時。同市道は、もう一つの登山口がある天狗(てんぐ)温泉浅間山荘方面への通行はできる。

 規制緩和に先立ち、浅間連峰地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)などが登山道の安全を確認した。遭対協会員ら12人が注意を呼び掛ける新看板を抱え、賽の河原分岐点から前掛山山頂までを点検。遭対協事務局によると、同分岐点から先はあまり荒れていないが、強風が吹くため冬山装備が必要だとしている。

 小泉俊博市長はこの日、コメントを発表。目立った予兆のなかった8月の噴火に触れ、登山届の提出や情報収集の必要性などを強調。「火山などの危険があることを承知で、登山するか、断念するかを自らの判断により登山していただきたい」とした。

(11月8日)

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