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菅谷・松本市長が引退表明 4期目 「次世代の市政託す」

市議会臨時会で引退を表明した菅谷昭松本市長=8日午後1時44分市議会臨時会で引退を表明した菅谷昭松本市長=8日午後1時44分
 松本市の菅谷昭市長(75)=無所属、蟻ケ崎=は8日の市議会臨時会で、任期満了に伴う来年3月8日告示、15日投開票の市長選に立候補せず、4期目の今期限りで引退すると表明した。菅谷氏は「次世代の未来を俯瞰(ふかん)した持続可能な市政を託す上で、今期限りで身を引く決意をした」と述べた。

 同市長選ではこれまでに、新人2氏が出馬表明や出馬の意向を示し、選挙戦になる見通し。他にも出馬を模索する新人がおり、現職の引退表明で動きが活発化しそうだ。

 菅谷氏の進退を巡り、後援会内には5期目を目指すよう求める声の一方、チェルノブイリ原発事故の汚染地域で活動してきた医師としての今後に期待する意見もあった。

 菅谷氏は千曲市出身。信州大医学部助教授や県衛生部長を経て、2004年の松本市長選に出馬し、現職ら2氏を破って初当選。08年は元市収入役を退け、12年は無投票、16年は新人2氏を破って4選した。「健康寿命延伸都市・松本」の実現に向け、健康・医療分野の施策の充実などを推進してきた。

 来年3月の松本市長選では、新人で元NHK解説委員の臥雲(がうん)義尚氏(56)=無所属、中央3=が立候補を表明。新人で元テレビ朝日記者の花村恵子氏(52)=無所属、沢村2=が出馬の意向を明らかにしている。他にも同市出身の行政関係者や、市出身で保守系の政党関係者などの名前が取り沙汰されている。

(11月8日)

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