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水面伝わる晩秋の風情 諏訪・温泉寺

紅葉した木々を映した水面に浮かぶ落ち葉紅葉した木々を映した水面に浮かぶ落ち葉
 紅葉した木々を映した水面に落ち葉がはらはらと舞い落ちる。諏訪市湯の脇の温泉寺。秋の深まりとともにモミジやカエデが赤や黄に染まり、境内を彩っている。

 滝瑞厳(ずいがん)住職(46)によると、寺の裏庭園にはカエデ類を中心に紅葉する樹木が約40本ある。日当たりによって色づきの進み方は異なり、緑、黄、オレンジ、赤と色彩豊かな光景が広がる。「紅葉のグラデーションが好評です」と滝住職。庭園内にある「心字池(しんじいけ)」には落ち葉が無数に浮かび、水中を泳ぐコイもまるで紅葉狩りを楽しんでいるかのよう。

 今年は色づきが10日ほど遅れていたが、ここ数日の冷え込みで鮮やかさが増した。10日まで夜間にライトアップしている。見頃は20日ごろまで続きそう。

 大原武夫さん(79)=神奈川県鎌倉市=は「京都を思わせる雰囲気で素晴らしい。落ち葉が舞って風情がある」と境内を散策していた。

(11月9日)

長野県のニュース(11月9日)