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長野 浸水の県総合リハビリテーションセンター 再来患者の診療再開

外来診療を一部再開した県総合リハビリテーションセンター。患者らは臨時の案内所で説明を受けた=11日午前11時19分、長野市下駒沢外来診療を一部再開した県総合リハビリテーションセンター。患者らは臨時の案内所で説明を受けた=11日午前11時19分、長野市下駒沢
 千曲川氾濫で被災した長野市下駒沢の県総合リハビリテーションセンターは11日、外来診療を再来の患者に限り再開した。浸水した1階は使えず、初診の受け付けや全面復旧のめどは立っていない。

 受電設備も復旧しておらず電気が使えない状態で、この日は発電機2基を稼働させ、応急的にエレベーターを動かしたり施設内の照明を付けたりした。診療は薬の処方などに限り、1階で名簿と照合し、職員が2階へ案内。ナースステーションだった部屋で受け付けや会計をした。

 診療は入院患者の病室だった3部屋を使い、広い病室を待合室に。腰を手術後、数カ月ごとにビタミン剤の処方を受けている市内の女性(73)は「いつ再開するか不安だった。無事に薬をもらえて良かった」と話していた。夕方までに約50人が訪れる予定という。

 同センターの丸山賢治次長によると、しばらくは再来患者のみの外来診療を続け、近くの電柱などから電力を確保できる建物から優先的に復旧させる。年内を目標にリハビリ入所の受け入れ再開を目指す。丸山次長は「災害発生後、不便をかけているが、まず第1段階の復旧ができた。順次できる限りの復旧を進めたい」としている。

(11月11日)

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